2018年11月10日

■お客様のお椀のメンテナンス。

子供の成長と息災を願う行事、七五三。
通常、11月15日かその前後の土日に行われることが多いそうです。
…しかし。
毎年11月は、1年で工房がいちばん忙しい時なのです。(;´Д`)
10月に6才になったばかりの娘。
数え年齢で行うか、満年齢で行うか…。
悩みに悩みましたが、来年は小学生になるし、仕事もスケジュール的にもっと忙しいということで、今年行うことにしました!!
(だいじょうぶかなあ〜〜)

7才の七五三といえば、3才の時に比べてすっかりお姉さんらしくなって、着物の着付けもバッチリ、成長を感じる可愛らしい姿が醍醐味の一つですが…。
集中力に欠け、すぐにぐにゃぐにゃダラダラしてしまうような、うちの6才娘が長時間の着付けや行事に耐えられるのか。
(;´д`)ゞ
決めてしまったものの、今から不安でいっぱいです…。


さて、そんな今日はこれをご紹介したいなと思います。


↓お客様から、お椀のメンテナンスを依頼されています。
2018_9937.jpg
いま、行っているのは、なんと漂白剤洗浄 なんですよ!
(弊工房の漆の器以外は、ゼッタイにしないでください)

長年のご使用で、水垢や油膜が表面にまとわりついているので、キッチンハイターなどの漂白剤を使って、キッチリと汚れを落とします。
こうした作業が出来るのも、国産うるし100%で無溶剤、お椀の作りがしっかりしているからです。


↓お風呂に入ってスッキリ。
2018_9942.jpg
かれこれ10年以上ご愛用いただいていると思われる、お椀ちゃんたちです。
(こうしてみると、そんな古いお椀にはぜんぜん見えませんネ)

昔の作風なので、受け取ったわたしたちも懐かしい!!
タイムカプセルをひらいたようでもあります♪♪

長く使われたので、高台などに傷んだ箇所がいくつかあり、それをメンテナンスしたいとのことでした。
漂白剤の洗浄により、その部分がよりはっきりとわかります。


↓こんなところですね〜〜。
2018_9944.jpg

2018_9946.jpg

すごく丁寧に扱ってくださっているなあ〜とよく分かるお椀たち。
高台やお椀の縁などは、長年の使用で先にダメージが出てくる場所ですね。
塗膜が摩耗したり、小さな欠けなどは、漆をさすことでつくろうことができます。
比較的、簡単な修理なんですよ。

こうした部分がスッキリとすることで、手持ちもなめらかになり、また気持よく使うことが出来ますね。

しばらくお預かりしてご不便をおかけしますが、何とぞよろしくお願い申し上げます。


タグ:修理
posted by 宮崎佐和子 at 08:09| Comment(2) | 修理
この記事へのコメント
こんばんは!
いつの間にか、今年も11月になってしまいましたね^_^;

娘さんも、もう6歳なんですね。
うちの甥っ子も、今年はもう大学受験の年です。
なんだか私もしみじみしてしまいます(笑)。


うちのお椀は、確か10年位前に浄法寺で買ってきたものなのですが、
東日本大震災の津波で、がれきや砂に埋もれていたうちの台所から
発見して掘り出してきたものを、今もそのまま使っています。
砂まみれでしたが、全然傷などもないまま出てきて、ちょっとびっくりでした。

ほんと、漆器は丈夫なものですね。


こちらもだんだん寒くなってきました。
どうぞ暖かくしてお過ごしくださいね!
Posted by GIL at 2018年11月13日 01:42
GILさん、コメントをありがとうございます。(≧▽≦)
ええ!!あの甥っ子ちゃんはもう受験生…!!!
(; ・`д・´)

…時の経過にわたしも驚き、しみじみしてしまいます;;

>うちのお椀は、確か10年位前に浄法寺で買ってきたものなのですが、
東日本大震災の津波で、がれきや砂に埋もれていたうちの台所から
発見して掘り出してきたものを、今もそのまま使っています。

なんともいえない、感慨深いエピソードですね…。
さすが浄法寺椀!
そんな状況の中… 使い続けてくれて、喜んでいると思います。

良いお話をありがとうございました☆
Posted by 宮崎佐和子 at 2018年11月15日 11:08
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