2017年02月25日

■木工旋盤の刃物の柄の入れ替えをしました。

木工旋盤での木地挽きに欠かせない刃物…。
刃物のバリエーション = 挽ける形のバリエーション ということで、どんどん刃物が増えていき、今は20本以上もの刃物を木工場に並べています。
(松本はもっと刃物が欲しいそうな…)


↓刃物は、刃物だけの状態で購入し、自分好みの柄を入れるんですよ〜。
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どんな柄を入れるかによって、使い心地や精度がうんと違います。
ハリーポッターの魔法の杖ではありませんが、手を入れて木地師の好みの道具に進化させます♪♪


その大事な刃物たちですが…
衝撃などで柄が割れてきたります。(汗
そうなった刃物たちを、2本だけですが、衣装替えさせました。


↓ゴオオ〜〜。バーナーの炎の音が恐ろしげです…。
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この刃物が柄が割れた子ですね〜〜。
火であぶって、古い柄を取り出そうとしているところです。


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やっと出てきました!!


↓抜けた古い柄ですがさらに割って、重りを出しました。
2017_9262.jpg(この鉛はリサイクルします)

…実は、使い勝手がよいように、松本が取手の部分に秘密の方法で?
鉛を仕込んでいたのです!!
木工旋盤で挽いた柄の内側に、空洞を作って(旋盤でくりぬきました) 溶けた鉛を流し込むという方法です。

方法は少し違いますが… 以前の木地がありますよ。
 ↑この時は、まだ柄が細かったです。
その後、どんどん柄は太くなり、入る鉛も直接充填するという荒技になりました。


↓新しい柄になった刃物ちゃんが、兄弟たちの列に加わりました!
2017_9281.jpg
(真ん中の白い子です)



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今回柄を入れ直したのは、立っているのと背後の刃物2本です。

新しい柄の材はクリ、先日仕入れてきた端材 の残りを使いました!
スプーン用の木地を取ったあまりですが、なかなかりっぱな柄になって、松本も満足そうですよ〜。
また、この刃物ちゃんでいっぱい仕事をすると思います。(^^)



2017_9197.jpg
さて、今日のおまけ写真は…

先日、娘と海辺で遊んでいた時にみつけました。
小鳥さんの歩いたあとです。
シッポの引いたあともあって、可愛い!!!

posted by . at 23:00| Comment(8) | 木工旋盤
この記事へのコメント
お久しぶりです、札幌の森です。

自作での柄、すっきりしていて使いやすそうですね。
市販の柄は自分には径が太くていまいちしっくりきていません。

19mmデカ刃物持ってますが、鉛の粒が入っていて衝撃も吸収されて使いやすいです。
ただ、冶具で刃物を研いでいますので、研ぐ時は重すぎて研ぎずらいので鉛を抜いています。
長さ、重さ色々と自分好みに出来る事が自作柄の良い処ですね。

弘法筆を選ばずと言いますが、弘法じゃないので筆は多めに用意しないと……(笑)。


刃物を見ていると、つい、ポチッと押してしまいます。

おまけ写真の足跡、砂の跡なのですね雪かと思いました。

当地はまだまだ春の足音が聞こえてきませんが、そちらはもう春の足音が聞こえてきてるでしょうね。 工房作業も快適な時期になりますね。
Posted by 森 建樹 at 2017年02月26日 11:14
いや〜

やはりプロの方は道具もササッと自作してしまうのですねww
というかこだわりがハンパないです! 鉛がはいってるとわ・・・

自分もハイス鋼の切り出しの刃を一本持っていて
かっこよく柄を自作したいと思っていたのですが
道具もなにもないので自作できず、研ぎもしないで放置状態になってます;;

こ〜ゆなにげない道具類のことも興味深くて勉強になります!
Posted by 慎秀 at 2017年02月26日 14:42
森さん、こんばんは。

延長ベッドを取り外してから刃物の柄は短く重く太くなっています。

小さく短い旋盤に刃物を合わせると、最近は29cmの短い持ち手が使いやすく感じます。
木の削り出しそのままですと刃物が軽く、振動が激しいので重りで押さえています。
重りの都合で軸は太めで4.3cmに落ち着き1.5kgを超えて振動しにくく意外でしたが軽くつまみやすくなりました。

刃研ぎは自重に関係なく短時間で頻繁にしますが今のところ気にはなりません。

気分で仕込み直すかもしれません。
Posted by 松本和明 at 2017年02月26日 20:44
慎秀さんありがとうございます。

旋盤は初めてから日が浅いので直ぐに取り扱いが変わっていくのですがそれとともに出来る事が少しづつ増えるのがしみじみとたのしいです。

自分は初めて買った自分用の刃物は宗意の四分印刃でした、研ぎつぶす半年間で5回は柄を入れ直したと思います。現在放置の切り出しの仕込みも、いざやってみると楽しいかもです。
Posted by 松本和明 at 2017年02月26日 22:57
はじめまして、前田と申します。

趣味で旋盤をやっております。いろいろ調べていてこちらにたどり着きました。
柄の長さもいろいろと工夫次第ですね。大変参考になります。
ところで、ガウジについてお聞きしたいのですが、中島さんのツールとトンプソンなどをご使用のようですね。
私は、中島さんのボウルガウジを使ってますが、トンプソンは持っておりません。
トンプソンも長切れで評判が良いようなので使用してみたいのですが、実際中島さんのと比べていかがでしょうか?ご感想をお聞かせいただければ幸いです。
よろしくお願いいたします。
Posted by 前田 at 2017年03月14日 17:09
前田さんはじめまして、コメントをくださいまして、ありがとうございます。

v10トンプソン13本v15が1本、中嶋3本しかありません砥ぎ場の環境や運用に左右されると思いますが、入手したロットのみで比較を出すにはサンプルが少ないです。
また他者の作業を見た事がないのでツールの比較は表現しにくいです、持っている刃物の中で具合が良いのは
http://waurusi.sblo.jp/article/85999547.html
柄が金属で冷たいので冬期は寒い工房では使いたくありませんが…あと高いので1本だけです。

トンプソンは性質の割に安いと感じます、中嶋は飛び抜けて加工が良いですね。

http://waurusi.sblo.jp/article/115890579.htmlくたびれた400番のベルトサンダーで刃先を作ります、鎬は40番で落としておきます、ガウジの研ぎにはあまり時間をかけていません、研ぎ立ての良い使用感が終わるとすぐ研ぎ直します。

スキューは水砥石で手研ぎです、キング1000とかベスタ1000とかです、ガウジは滅多に水砥石で手研ぎしません、縦回転水砥石が導入されるとガウジの使用感が変わると思います。
Posted by 松本和明 at 2017年03月15日 07:52
ご返答いただきありがとうございます。

19oはグレイザーですか? 今も手に入るのでしょうか?

やはり一度トンプソンを購入して試してみたほうがいいですね。

財布と要相談です(笑)

今後とも参考にさせていただきます。ありがとうございました。
Posted by 前田 at 2017年03月15日 10:59
こんにちは、引き続きありがとうございます。
ウッドターニング上手さんに問い合わせてみて下さい、黒柄の刃物の事情はよくわからないのです。(汗

道具には、かけえようと思えばいくらでもかけることができますね!

Posted by 松本和明 at 2017年03月16日 11:20
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