2020年08月25日

■松本が製作中の器たちです。

残暑お見舞い申し上げます。
来週9月2日からの作品展の準備で、ちょっとばたばたしている工房です。
小二の娘の二学期が20日から始まって、正直助かります〜。
もう夏休みは、毎年このくらいでいいのでは?とさえ思います。(´∀`;;)

さて、久しぶりに松本の作品制作の様子をちょっとお見せしますね。
少し前の様子ですが、なかなかアップすることができなかったものです〜。


↓カップ?類。中塗りしたあと研磨また塗り込みに入る前だと思います☆
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ケヤキ材かな? わたしが好きなフォルムの器たちです!


そして、これも気に入りました〜♪♪


↓まだ制作途中ですが…。
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はつり入りの器です。これもおそらくケヤキ材ですね。
口当たりが良いように、ふっくらとした軽い端反になっています。

中塗りの最中のようですが、そろそろ研磨して上塗りが近いのでしょうねー。
いっそう奥行きのある仕上がりになると思います。(*´∀`*)



さて、まだまだ暑さ引かない日が続きますが…。
マスクも欠かせませんけど、皆さん体調管理に気を付けて下さいね!
もちろん私どもも気を付けます。


さて、今日のおまけ写真は…
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なつかしい!!!
先日、工房を去った、ミルミルのお兄さん猫のにん太郎の写真です。
2004〜2005年ごろに撮った、写メ(ガラケー写真)が残っていました。
かのJR福知山線脱線事故の当日に、交通事故にあって短い生涯でしたが…。
代わりに妹猫がうんと長生きしてくれました。




posted by 宮崎佐和子 at 08:52| Comment(0) | 制作風景(松本和明)

2020年08月16日

■阪神梅田本店さんでの作品展のお知らせ。

いよいよ会期がせまってきました。
来月2日より開催の大阪作品展のご案内をいたしますね。




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松本和明・宮崎佐和子 和うるし展
9月2日(水)〜8日(火) 最終日は夕方5時まで
会場/阪神梅田本店 9階 阪神美術画廊


※営業時間は、変わる場合がございますので、事前にご確認ください。


日本の漆の神秘に魅了され、夫婦だけの小さな工房で国産漆100%の器や小物、絵画等を制作して20年になります。
2002年から植栽していた工房のウルシ畑で自ら採った、唯一無二の香川県産漆。
その漆で作った新作も加わりました。そして、今なお日本で生まれた漆にますます挽かれていく一方です。
国産漆の表情の豊かさ、美しさをいろんな形でご高覧いただけますと幸いです。




残暑厳しい中と思いますが、
何とぞよろしくお願い申し上げます。(*´∀`*)



posted by 宮崎佐和子 at 10:40| Comment(0) | お知らせ

2020年08月15日

■終戦記念日。

75年目の終戦記念日ですね。
近年は、あまりメディアで関連ニュースや、番組が少なくなったようで… 残念に思います。(;><)
私の母方の祖父は、中国、ニューギニアへ参戦しました。
特に末期のニュ−ギニア戦の凄惨さは、いろんな書物やメディアで知ることができますが、祖父は最後までその体験をほとんど語りませんでした。
私の父は、終戦時は1才。当時は家族で朝鮮に住んでおり、母親ときょうだい5人と命からがら引き揚げてきた者です。
残された5人のきょうだいたちの絆は固く、帰国後は助け合って生きてきました。

そんな、いろいろ思うことはたくさんある8月15日ですが…。
7才の娘と一緒に、香川県出身の英霊の眠る「香川県護国神社」へ参拝へ行きました。
(工房から車で5分のところなんです)


毎年、この時期は「みたま祭り」が行われるのですが…。
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コロナの影響なんでしょうね。
ちょうちんだけ飾られて、いつもの静謐な神社でした。

あまり知られていませんが、神社内には小さくても立派な「史料館」があり、香川出身の英霊の遺品や同時の資料などが展示されています。
丸亀、高瀬、といった地元の兵隊さんの書き残した家族への手紙。
誇らしげに飛行機の前で立つ、特攻へ行った方の写真。
見慣れない旭日旗や千人針を見て「あれはなに???」という娘…。

なるべく7歳児にもわかるように説明をしました。
その空間だけ、75年以上前の時間が止まったような世界て、しばしとどまりました。



その時は、いろいろ神妙に聞いていた娘ですが〜〜〜。
車に戻ったとたん、土曜5時からはじまるドラえもんに夢中になっていたりして。(笑)
また、娘の成長に合わせていろんなことを共感していこうかなと思います。


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参拝をしたら、神社より撤餞をいただきました〜。
神様のお下がりなんですね。(中身はおまんじゅうでした)
ありがたくいただこうと思います☆




posted by 宮崎佐和子 at 18:30| Comment(0) | 日記

2020年08月11日

■めんぱ弁当箱の試作(9)完成しました。

いよいよ、来月の2日から始まる作品展が迫ってきました…!!
久しぶりの阪神百貨店さんです。
世間はお盆休みのところが多いですが、工房は戦闘モードに入っております。(; ・`д・´)
…娘のアフタースクール(預り保育)もお盆休みなのがうらめしい…。

オーダーのお客様、お直しのお客様、
だんだんお品に触れなくなるシーズンに入ってきてしまいましたが…。(涙)
ちゃんとリスト化して、進行具合を見て作業がシンクロしているものはなるべく同時にできるよう努めています。
何とぞよろしくお願い申し上げます。



さて、そんな今日はこれをご紹介したいなと思います。
つい先日のことです。新作のお弁当箱の上塗りが終わりましたーーーー。(≧▽≦)



↓前回、ご紹介した時は中塗り中でした。
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そのあと、上塗りがうまくいき…。
塗り肌も締まってきたので、漆室から出してもいいと言われました☆



↓とりあえず、4つ完成です。
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大(重ねた全体のサイズ/幅20.5cm 奥行10cm 高さ6.4cm 容量すりきり約750cc)2個
中(重ねた全体のサイズ/幅19.5cm 奥行9.5cm 高さ6.4cm 容量←また計ります)2個
上塗り漆は、2008年岩手県の大森正志さんの盛辺生うるしです。


…ほんとうはもっとたくさん出来ればよかったのですけど;;
松本も初挑戦で、なかなか苦労をしました。

↓ロス木地の皆さん…(ロスの中でもごく一部です)
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これから秋〜年末の繁忙シーズンに向かいます。
次回のお弁当箱木地の制作は、来年になるかもしれませんが、
だいぶ要領やコツを把握しましたので、もっとたくさん作ることができると思います!(←希望)


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材は広葉樹の樺(かば)材。桜材に似ています。
一般的なめんぱ・曲げわっぱは針葉樹で柔らかい材ですが、それよりも格段に強度がある木地です。
糊漆でしっかりと貼付いたので桜の樹皮で留めておらず、特有の段差がありません。
なので厳密には、めんぱ・曲げわっぱ とは呼べないかもしれませんね。

時期、名称、価格はまだ未定ですが…。
いずれ、工房直営のオンラインショップ、和×和にて販売する予定です☆



↓専用袋用のオリジナルタグを作りました☆
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店長のシルエット。(笑)

また、詳細が決まりましたら告知しますので、何とぞよろしくお願い申し上げます。



  ↓こちらもどうぞ。

工房直営ショップの公式LINE。
 IDアカウント @534cqjqt




さて、今日のおまけ写真は…
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今年、成長を見守っていた、アゲハの幼虫さん。
そろそろサナギになるなあ〜と思っていた翌朝、行方不明になりましたが、
なんと玄関の奥深くに置いていた、私のブーツで居場所を定めていました!



posted by 宮崎佐和子 at 17:58| Comment(0) | めんぱのお弁当箱作り

2020年08月06日

■松本が挽いた、トールサイズのグラスの白木地たちです。

オリンピックに沸いていたはずのこの夏…。
しかし諸事情で、静かな夏になってしまいましたね。
工房も、予想以上に長ーい梅雨や、仕事が込んでいることもあり、今年の漆掻きは工房の庭のウルシの木で行うことになりました。( ̄△ ̄;)

来月は阪神百貨店さんの作品展です!
できるだけたくさん新作を見ていただきたいなあ…と思ってます。

さて、そんな今日はこれをご紹介したいなと思います。


↓松本の挽いた白木地発見。
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背の高い、上品なフォルムのグラスたち。
材は香川県産、工房の近くから仕入れたものです。
かなり薄挽きなので、日常使いではなく、特別な日に使ってほしいグラスですね☆


↓かなり大きめサイズです〜。
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このチューリップのような形は、挽くのも塗るのも研磨するのも、神経を使い時間もかかります;;
しかも繊細な薄め仕上げ、トールサイズ。
作り手さんの中には「あまりしたくない形」に入ると思います。笑
(ここまで仕上がるのに、ロス多数のはず…)
つまり、ここにいるのは狭き門?を乗り越えた子たちなのです!!


↓そこで、松本はこんなものを作っていました…。
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先端についているのは砥石。
おそらく、この精鋭たちの内側を研磨するために用意したと思われます。
(; ・`д・´)
オタク松本は行きます、どこまでも!!!

…どうか、塗りも脱落なく仕上がりますように、わたしは願うばかりです。



さて、今日のおまけ写真は…
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うちで生まれた、カブトムシちゃんです。
名前は黒丸、小さめですが黒光りするのでこの名前になりました。
一番お気に入りの子です!

今年はたくさんの幼虫を育て、うんざりするほどカブトムシが成虫になりました…。
※幼虫時代 4月
黒丸君と少数の子を残して、あとは工房のウルシ畑の近くにリリースしました。
8月になってコオロギの音色も聞こえるようになりましたが、
夏、もっと楽しみたいですね!




posted by 宮崎佐和子 at 20:38| Comment(4) | 制作風景(松本和明)

2020年08月04日

■15cm朱溜皿6枚組を納品しました。

梅雨明け!!夏本番ですね。
工房の庭ではモクレンとウルシの木に、多種なセミたちがいろんな音色をウルサク奏でています〜。
(セミの声を聞くと、暑さ倍増しますね;;)


さて…。
先日、数年越しのご注文のお品を納品いたしました…。(;´Д`)

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15cm(5寸)サイズの朱溜の取り皿、6枚組です☆
木地は国産ケヤキ材、松本が時間をかけて木工旋盤で挽きました〜。
上塗り漆は10年以上寝かした浄法寺漆です。
お手持ちの弊工房のお椀に合うよう、半つや消しに仕上がる漆を選びました。


↓重ねもバッチリ♪♪
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お客様のご希望で、高台は低めです。
でも持ちやすい形なんですよー。
納品にたいへん年数がかかり、お客様には恐縮することしきりだったのですが;;
とても気に入ってくださり、とても嬉しい限りです。(*´∀`*)

朱溜のセットを上塗りするのは、たいへん緊張します…。(((( ;゚д゚))))
一枚でも上塗りがうまくいかないと、塗り直しになるのですが、朱の場合は上塗りを重ねると色が濃くなります。
セットで色味がそろわなくなってしまうのですーーーー(叫び)
なので、ご注文より多めに制作していました!
そのドキドキの上塗りですが、どれもうまく塗り上がり、歓喜がこみ上げました〜。

朱溜特有の若干の色むらが少し目立つ個体もありますが…。
これも経年により、だんだんなじんで気にならなくなります☆
漆って、ずっと生きて変化していく不思議な存在ですね。



さて、今日のおまけ写真は…
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ゴハンをおねだりをしにきたうり坊です。
ミルミルと違って、控えめなアプローチなので、ときどき気付かない事も…。(;´д`)
ごめんねうり坊、いっぱい食べて!!!


posted by 宮崎佐和子 at 23:16| Comment(0) | オーダー品