行きの車中で、北朝鮮ミサイル発射のアラームにビビリましたが〜〜(←いったいどうしたらいいんじゃ!)ぶじ着きました。(;´Д`)
お目当ては、もちろん漆〜。
国立歴史民俗博物館に行くのは初めてです。広いエントランス。

↓URUSHIふしぎ物語−人と漆の12000年史−

タイトルで分かるように、人とウルシの関わりはたいへん古くからあります。
しばしば話題になるウルシの起源、漆文化の発祥の謎について、縄文時代の出土品からはじまる大変興味深い企画なんですよ〜。
ウルシの木とは?漆掻きってどんな作業?という内容にもたいへん力が入っています。
そこから歴代の漆工品、人々の暮らしとの関わり、政治とのつながり、と多方面の角度からきめ細やかに編集された企画展で、ひじょうに力が入ったものでした!
(じっさい、たいへんだったそうです…)
館内の写真は撮れませんので、ごく一部ですが映像でどうぞ。
全国の美術館、博物館さんからの重要文化材がぜいたくに並びます…。
もう一度みたかった作もたくさんあって、嬉しすぎました。
わたしが一番関心があったのは、やはり縄文時代の出土品です。
博物館の考古学専門の工藤さんがくわしく解説してくださって、たいへんおもしろかったですよ〜。
縄文時代の人が高い美意識を持ってていねいに物作りをしていたことを再確認できて、感動でした。
最後の展示は、「未来の漆」についてふれ、ハイブリット漆、ナノ漆などの解説も興味深かったです。
なんと言いますか…
私たちの今している仕事は、こうした大きな流れの中に入っており、ほんとうにすばらしい豊かなものに抱かれているんだなあと思うと、じーんとしました。
ふだんは、仕事で工房でこもりきりですので、本当に心がリフレッシュできました!!
なにしろ、壮大な展示ですので… たっぷり一日満喫できます。
ぜひ、足を運んでいただきたいなとおもいました!
9月3日までとなっています。(*´∀`*)
↓朝顔ちゃんと楽器の企画もみました!

入り口にある、迫力の漆掻きの木の資料です。

↓ランチは、館内のカフェで。(古代カレー)

古代米の入った紫ライスに、マイルドなチキンカレーです。
美味しかったですよ〜。
↓佐倉城跡あとも歩きました。なぜか猫ちゃん多し!

あ、そういえばミュージアムショップで、不思議なガチャガチャがありました!
↓化石の入ったガチャガチャです。(ほんもの)


娘が喜ぶとおもって、2回引きましたが、どちらもサメの歯でした。(´・ω・`)
アンモナイトか三葉虫がほしかった!
明日からは、また仕事をがんばろうとおもいます。