2020年04月04日

■栗の木のカレースプーン、れんげをアップしました。

工房のショップに、スプーン2種をアップしました。(*´∀`*)
栗の木のカレースプーンと、栗の木のれんげです。


↓栗の木のれんげちゃん。
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↓ロングセラー?の栗の木のカレースプーンちゃん。
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どちらも、松本が2008年に工房のウルシ畑で採った、香川県産漆のみを使っています〜。
自分で採った漆、工房では珍しく熟成させないフレッシュな生うるしなんですが、気に入って松本が作品作りによく使っています…。
(そりゃあ、お気に入りなんですよね…)
愛情もひとしおなんでしょうか? 

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今までは10年以上寝かせた、浄法寺漆が主流だったのですが、
枯れたような味わい深さ(←この風合いもいろいろある!!)
…と180度うってかわったような香川の漆の、この若々しさが魅力なんだそうです。

ぜひ、ゆっくりごらんくださいますと嬉しく思います☆


さて、今日のおまけ写真は…
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どんどん開いていく、ウルシの若葉ちゃんです♪♪
この子は分根の苗木ちゃんです。
地面を青いシートで覆っているので、フォトジェニックな写真となりました☆



posted by 宮崎佐和子 at 16:30| Comment(0) | スプーン

2020年04月02日

■修理のお椀、二客です。

今日は春らしいお天気に恵まれて、いい一日になりそう…(*´∀`*)
(子供の学校がどうなるかが気になりますが…)
ショップでは、丸弁当箱のカートを開きました☆
外出を控える方が多いと思います。
有り難い神社のご祈願のおかげか、わたしも何となく?体調が良くなってきたように思いますので、これからショップも方も楽しんでいただけるようにまわしていきたいです。(^_^)


さて、そんな今日はこれをご紹介したいと思います。


↓お客様ご依頼の、修理済みのお椀です。
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(いずれも、和うるし工房あい のお椀です)

左は飯椀、右は端反椀。
こうしてみると、新品みたいですが…。
飯椀ちゃんの方は、小さなひび、端反椀ちゃんの方はごく小さなフチの欠けが数カ所ありました。

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どちらも、気にならないくらいにキレイになりました☆

長らく使っていると、大事にされていてもこのように傷んできたりしてしまいます;;
植物由来の素材のみで出来ている器ですので…
五感にはやさしく使い心地がよいのですが、やはり変化を止めることはできません。

今回はごく小さな「割れ」でしたので、なんとかがんばってお直ししましたが…。
割れ、欠け、など木地から傷みがおよんでいるもの、また故障部分の場所によって修理が難しいことがあります。
なんとか直しても、もとの強度は取り戻せない事が多いのです。

木地にまでおよぶ故障には、なるべくお気をつけくださいね〜!
塗り直しだけのメンテナンスでしたら、すんなりと進みますので、ときどきチェックしてみて下さると幸いです。


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さて、今日のおまけ写真は…

昨年の秋に、必死で?育てたモンシロチョウたちが、
今日、次々と晴れの日を迎えました!!( ・∀・)
(わかりますか〜〜、3匹羽化しました♪♪)

春に飛び立つ命、おだやかに見送ってあげようと思います☆



タグ:修理
posted by 宮崎佐和子 at 12:18| Comment(0) | 修理

2020年03月31日

■雑誌 IKUNAS vol.11

本日3/31発売のIKUNASさん。
香川を中心とした、四国の文化や魅力を多角的に発信する本です。
最新号のテーマは「人生によりそう食」。
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連載の「工房をたずねて」で、弊工房をご紹介していただきました。
手に取る機会がありましたら、ごらんくださると嬉しいです。(*´∀`*)



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さて、今日のおまけ写真は…
善通寺市内にある、乃木神社の桜です☆(松本撮影)


posted by 宮崎佐和子 at 22:44| Comment(0) | お知らせ

2020年03月28日

■二段丸弁当箱、プレビュー中です。

今日はこれをご紹介します。

↓二段丸弁当箱!!
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お弁当箱を出すのは、久しぶりですね〜。
ショップでただいま、プレビュー中です。(*´∀`*)
ショップの使っているシステム上、「売切れ」表示になっていますが、販売前です☆
4月1日(水)朝10時からカートを開けます。
松本和明が香川県の工房のウルシ畑で採った、珍しい香川県産漆100%です。
オタク漆なので、工房の貴重な漆コレクションの大事な一員となっています♪♪


↓香川県の織物、保多織の包み付き。
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このお色の保多織は新色です。
やわらかいやさしい色合いで、ついつい注文してしまいました…。

かなりお得な設定のお弁当箱で、作品展には出ず、ネットショップ限定のお品です。
栃材の木目がそれぞれ違ってて楽しいです。
ゆっくりごらんくださるとうれしいなと思います☆


さて、今日のおまけ写真は…
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工房の3ニャンズの一匹、むぎ君です。
ちょうど1年前の今頃、急に天に召されてしまいました…。

今でも、むぎ君がイスの下や枕元でいるような気がします。

posted by 宮崎佐和子 at 13:27| Comment(0) | 弁当箱

2020年03月26日

■朱溜変わり塗りのビールカップです。

今日はこの作をご紹介したいと思います。(*´∀`*)


↓朱溜変わり塗りのビールカップ!
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木地はケヤキ、かなりの薄挽きです。
しっとりと手になじむ、しずく形のフォルム…。
こうした、口が狭くて中が広い木地は、挽くのが難しく;;
お皿や口が開いたカップよりも、時間と技術を要します。
(松本は好きで、けっこうこんなタイプの木地をつくります…)


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ツヤツヤのうるんだような塗り肌!!
中塗りの朱漆を通して、ケヤキの木目が根来のように浮かび上がります☆


↓底が深いですが、内側の仕上げのきれいさにもこだわります。
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高さ11.5cm、幅(一番広い部分)が8cmほどのビールカップです。
5月の銀座松屋さんの作品展に出品する予定になっています。



さて、先日は数年ぶりに、徳島県の賢見神社にお参りに行ってきました。(^^)
家族の健康祈願のご祈祷もしましたよ〜。
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そして!!
ついに奇跡の瞬間がー!!
賢見神社にやってくる、ヤマガラちゃんがわたしの手のひらに!!!(((( ;゚д゚))))
(もちろん、ナッツ目当てですが;;)

手乗りシーズンはもうそろそろ終わりのようなのですが、とってもうれしい瞬間でした☆




posted by 宮崎佐和子 at 13:30| Comment(0) | 作品(松本和明)

2020年03月20日

■新しい「和×和のお椀」、準備中です。

工房の直営ショップ、国産漆のうつわ専門店 和×和
2011年1月にオープンしたので、もう9年経ちました!


当時のショップの看板品だった、和×和のお椀。
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  “ 漆ビギナーさんのための、国産漆100%のお椀 ”

…というテーマで、登場しました。
黒溜、ベンガラ溜、朱溜の3カラーあり、シンプルな作り。
しかも、ビギナーさんのために直営ショップ限定として、一客1万円内と設定。(頑張りました!)
「多くの方に、純粋な国産漆のお椀を手に取ってほしい」
そんな、わたしたちの願いが込められていました。


6年間、ご愛顧いただいていた、そんな和×和のお椀。
近年の材料の高騰で、『一客1万円内』という設定が難しくなり、また工房の仕事も増えてコンスタントに制作することができなくなり…。
残念ながら、3年前に、制作終了することとなりました。(;´Д`)

しかし!!


少し仕様を変えて、今春から新バージョンで再登場させようと思います。


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ただいま、制作中です☆
詳しくは、また後日お知らせしたいなと思います。(*´∀`*)



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さて、今日のおまけ写真は…
春風に吹かれて、ノンビリ過ごすうり坊とミルミルです。

あたたかくなって、ちょっとソワソワしたり…。
猫たちも落ち着かないみたいです♪♪



posted by 宮崎佐和子 at 07:37| Comment(0) | 国産漆のうつわ専門店 和×和

2020年03月18日

■『差別者のボクに捧げる!ライ患者たちの苦悩の記録』著/三宅一志

いよいよ桜の開花の話題も飛び込みました。
暖かくなり、これから四国遍路の方々の白装束姿がいっそう増える今日このごろです。
しかし例の感染症が気になって、気軽にお花見で宴会というのはちょっと…
という昨今ですね。

以前のブログ「和うるしの日記」では、わたし宮崎の読んだ本について書いた、BOOK というカテゴリを作っていました。
久しぶり(8年ぶり!)に、和うるしの日記2でも書いてみたいとおもいます。


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病を得たり、障害を持つ身になれば、ほんらい人はいたわりを受け、療養されるもの…。
世間ではそう啓蒙されていても、実際はそうではない。
周囲を見渡し、もうそのことを知っていたはずだった思春期時代に読んだ、このルポルタージュは、たいへん衝撃的なものでした。
現在はハンセン病と呼ばれる、らい病。
昔は有効な治療法もなく、罪を持った人が罹る、もしくは遺伝病などとも考えられていたそうです。
発病者が出た家は、社会的抹殺されるため、患者は泣く泣く家族と別れ、神仏に頼るために、その多くの人たちが四国遍路の旅へ出ました。
現実は治癒の見込みはなく、それはふるさととの永遠の別れでもあり、四国遍路は死出の旅でもあったのです。
遍路中に病は進行し、特に香川県には多くの末期患者が集まり、野路で亡くなっていったということはまったく知りませんでした。
(中でも、工房のある善通寺市は弘法大師の出生地でもあり、ここで息を引き取る方も多かった)


罹患した人を指すさまざまな侮蔑言葉もあり、わたしの子供時代、行儀のわるいことをすると、「へんどの子みたいなことせえへんの!」と年配者に言われた事があったのですが、のちにその言葉もその一つと知りました。

1873(明治6)年にアルマウェル・ハンセンにより、らい菌が発見され伝染病ということが分かりました。
しかし極めて弱い感染力のうえ、菌に対する免疫が偶然弱い人、栄養状態のよくない貧しい人がまれに発病すること多かったのですが、日本では「すぐに移る」「患者は隔離せよ」という流れになっていきました。
日露戦争に勝利し、富国強兵にすすむ日本は、「無らい県運動」なる制作を打ち出し、各地に療養所が作られました。
それはしだいに「強制収容」という形になり、ひっそりと暮らしている患者の存在をあの手この手であぶり出し、無理矢理トラックに乗せて連行する… という形になっていったのです。


この本を30年ぶりに読み直しました。(現在は絶版)
若い時には分からなかった、医学・政治的な利権に関することなども、今なら分かるだろうと…。
近代のらい対策の歴史で欠かせないのは、生涯をらい病患者の救済にささげ、数々の受賞をうけた光田健輔という医師の存在です。
日本初の国立療養所の所長に就任し、いろいろな活動に奔走し「無らい県運動」の開始にもかかわった彼ですが、彼自身の偏見や持論の執着などがあり、結果、より患者を苦しめることとなりました。
2001年になって、熊本地裁で「らい予防法」の違憲性を国が認める判決を出し、その報道を覚えている方も多いと思います。
そして2019年、患者家族の集団訴訟で、同上地裁が国の責任を認めたことは記憶に新しいことです。
在所患者への強制的な断種手術がおこなわれていたことを、ニュースで知り驚いた方もいると思いますが、これも光田氏によるものでした。
当時、「患者の感染力は非常に弱く、隔離の必要はない」「けっして不治の病ではない」と強く主張した、小笠原登というらい病研究者と議論を戦わせ、彼を屈服させたという「光田派」。
特効薬プロミンが開発されたのちも、患者の「隔離」は変わりませんでした。
光ある功績のいっぽう、たいへん陰の多い人物だったようです。


この大変すぐれた、細かく情報を集め、あくまでも「患者側」に立って書かれた本ルポですが…。
当時、朝日新聞高松局に勤務していた筆者が、20代の頃に掲載した記事を編集したものだそうです。
ハンセン病に限らずですが、長い歴史を持つ物事はたくさんありますが、ここ20年ほどで一気にあらゆるものの空気感はかわったなあ、と感じます。



今なお、さまざまな想いを持って、多くの人たちが八十八カ所参りのため、四国に集まります。
ここ最近は外国からのお遍路さんも多くなったように思います。
時代により、その願いは移り変わるのかもしれませんが、本質的な人間の思いや幸せはけっして変わらないのではないでしょうか。


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以前からご報告しているように、わたし自身、体調が思わしくなく
あまり多く仕事ができなくなってしまいました;;
(ブログやショップの更新もなかなか…)(;><)
思いついて、子供の時に読みたかったけど読めなかった本、
トラウマ?になった本を、少しずつ読みかえしていました。
ときどきこのようにご紹介したいなと思います。
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タグ:book
posted by 宮崎佐和子 at 18:28| Comment(0) | BOOK

2020年03月15日

■工房のウルシ畑の手入れに行ってきました。

作品制作も大事な工房の仕事ですが…。
工房のウルシ畑の管理も、欠かせません;;

工房は香川県善通寺というところにありますが、ウルシ畑は同じ県内でも高松市内の五色台という山塊の中にあります。
車で工房から1時間弱くらいのところです。
もう草木が動きはじめていますから、これからは草刈りが大変になりますね〜(^^;)
(同年代の漆掻き友人も、おなじような愚痴が…)


↓工房のウルシ畑の一部。
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畑は上二段、少し離れて下に一段に別れており、こちらは上の段の畑です。
一番最初に、苗木植栽をした場所で、順調にウルシ畑ができ、ここで漆掻きをしています☆
(漆掻きのあと、松本が伐採したウルシの木が奥に見えますね〜手前の細いのはひこばえです)


上の段の畑の植栽のあと、下の段の畑も同様に、苗木を植えていましたが…。
こちらはなぜか、うまく根付く苗木が少ないのが悩みどころです;;(;><)
(なぜだろう…)


↓下の段の畑のウルシの木ちゃん。
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かな〜り前に植えた苗だけど、思ったように根付かないようです。
上の畑が順調なので、よけいにその落差に「???」となります。


下の畑は、ウルシの木がまばらなので、先日、松本が補植してきました。


↓補植した苗木ちゃんたち。
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この赤い目印の棒は、とっても大事なものです!
しばらく目を離したスキに、あっという間に畑は雑草雑木だらけになります;;

雑草に埋もれてしまうと、苗木に十分な日光が当たらずうまく育ちません。
また、草刈りの時に目印がないとうっかり刈り取ってしまう…ということもあるのですね。

漆掻きのあと伐採→再生
新たなウルシの木を植えて育てる。

そのサイクルを続け、理想の漆樹液を追い求めようと思います。(^^)


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さて、今日のおまけ写真は…

まるでひなたぼっこしているような、「猫地蔵」ちゃんです。
高知県の彫刻家さんの作品で、工房の入り口に置いています。
ミルミルがうり坊も、この子の近くでのんびりしていたりするんですよ〜。

見るたびに、ちょっと表情が変わって見えるような…。
そんな不思議な石の猫ちゃんです☆